スザクという男。

そういえば、今期最大の話題作の一つであるコードギアスの2期、まだ感想とかまだ書いて無かったので、ちょっとこの辺でついでに書いてみます!とりあえず、時間的にリアルタイムでチェックするのが困難なので、何とか録画にて2話まで無事に鑑賞完了しましたよw。
ひとまず前回のルルーシュ&スザクの衝撃的な対峙の後どうなったのか、当面の謎は解けた感じですね。(皇帝がギアス持ちとかその辺の謎は未だ未解決ですけどねw)それにしてもスザクという男の運動能力は人間離れしてますねw〜。きっと奥歯に加速装置がついてるに違いないと内心思ってしまいますww。

さて、そのスザクですけど、雑誌とかBBSとかで以前にも増して黒くなったと実しやかに言われてますけど、確かに2期に入って一番内面的に変化が激しいキャラクターのようですねw。ユーフェミアの死をきっかけにもはや手段を選ばなくなったということでしょうかw。ひとまず、これで前回あったルルーシュとは対極に位置する、理想主義者である意味現実が見えてなかったスザクという人物の位置は大きく変わって、ルルーシュと立場と目的は違えど、方法論、路線は同じようなところに位置する人物になったような気がしますね。なので、前のルルーシュアンチヒーロー、スザク=所謂理想主義を掲げるヒーロー(多少滑稽に見えるところがありますけどねw。)って構図は一気にかわったように思えます。
あと、私的にはスザクは前回のシリーズで明らかになった父親殺しのエピソード以来、彼が強権的な強い父親的な存在を無意識に求めているような印象受けましたね。何だかまるで自分の犯した父親の喪失という事件を埋めるために、武の師である藤堂や今期での上司であるブリタニア皇帝といった強烈な力を持つ父性的な存在に常に付き従っているように思いますね。彼の異常なまでの秩序やルールに関する拘りの裏にはそんな感情がどこかにあるかもしれないですね。
とにかく彼をめぐる展開もかなり楽しみな本作ですね!